熱中症の冷却
ポーラースキンは熱中症の症状のある傷病者を冷却する
ポーラースキンは、熱中症の傷病者を効果的に冷却する。
プロトコールに従って使用した場合、深部体温を0.05℃/分、下げることが科学的に証明されている。
熱失神:
皮膚血管が拡張することで血圧が低下し、脳の血流が少なくなることにより起こる。症状としては、めまい・顔面蒼白・一過性の失神・脈が速くなる。
熱けいれん:
大量の発汗があり、水分補給だけで、塩分濃度が下がった場合、筋肉に痛みをともなったけいれんが起こる。
熱疲労:
大老の発汗によって、脱水症状となり起こる。症状は、倦怠感・嘔吐・頭痛・破断力の低下など。
1度
2度
3度
その1
めまい・失神・筋肉痛・筋肉の硬直・大量の発汗・頭痛・不快感・吐き気・嘔吐・倦怠感・意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温
その2
意識がない、あるいは意識がない場合は、すぐに救急車を呼ぶ。
救急車が来るまで、応急処置を始める。
涼しい場所に移動させ、衣服をゆるめ、身体を冷やす。
氷嚢などがあれば、首・脇の下・太ももの付け根を集中的に冷やす。
呼びかけに応える場合は、涼しい場所へ移動し、衣服をゆるめ、身体を冷やす。
その3
取れない場合は、医療機関へ行く。
取れる場合は、水分・塩分を補給する。大量に汗をかいている時は、塩分の入ったスポーツドリンクや経口補水液、食塩水がよい。
その4
良くならない場合は、医療機関へ行く。
良くなった場合は、そのまま安静にして十分に休息をとり、回復したら帰宅する。
ポーラースキン独自の2つ技術
メリット
治験の結果、プロトコールに従って冷却した場合、深部体温が20分間で約1.0℃下がりました。(0.05℃/分)
文献:
ポーラースキンは運動のあとの身体の冷却を最大化する。
(Maximizing body cooling using the Polar Skin Comprehensive Cooling System after in the heat.)
1.使用前に冷蔵庫・冷凍庫または氷の入ったクーラーボックスで冷やす。
2.傷病者を、可能であれば、熱源(熱い舗装、日光など)から、安全な場所へ移動する。
3.傷病者の衣服をできるだけ、取り除く。
4.傷病者を手当てするため、地面・ストレッチャーなどに横たわらせる。
5.ファイルパウチの切り目から裂き、開封し、中身を取り出す。
アイスシート
6.アイスシートは、できるだけ皮膚に直接触れるようにし、上半身を覆い、継続的に風を送る。
7.1分後、アイスシートを取り外し、氷水へ浸してから傷病者を覆う。1分間隔で、この動作を続ける。(複数枚、使用してもよい。)
アイスパック
6.アイスパックを傷病者の脇の下・大腿部の内側の高い位置へそれぞれ当てる。
7.傷病者へ継続的に風を送る。
クーリングカラー
6.クーリングカラーの中央が傷病者の頸部背面の中央に来るようにし、頸部を周りを覆う。ジェルパックが頸部の側面に来るようにする。
7.救急隊が到着するまで、傷病者の観察と手当を続ける。