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サムスリング クリニカルスタディー

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骨盤骨折に起因する、出血の止血と整復固定

June 2014
Accord International
Sam Medical

公表された2つのクリニカルスタディーを紹介します。

サマリー

  • サムスリング不処置受傷者は処置済み患者に対してほとんど5倍の輸血量を必要とした
  • サムスリング処置受傷者はICU所要滞在日数が56%減少した
  • サムスリング処置受傷者は入院所要日数が65%減少した
  • サムスリング処置受傷者は致死的出血に至らずRBC輸血量は最小に留まり入院日数は最小であった

ケーススタディー#1:

American Journal of Emergency Medicine によればChang Gung Memorial Hospital(台湾) で53 ヶ月間に転院を受け入れた585 名 の骨盤骨折患者の事後経過を発表した。転院は高度治療のためであった。スタディーはサムスリング処置後転院されたものと未処 置者に区別して比較された。23%は不安定型で残りは安定型骨盤骨折患者であった。

不安定型骨盤骨折患者に於いて下記の所見が示された。

  • サムスリング未処置患者が平均1954mL の輸血を要したのに対してサムスリング処置患者の輸血量は平均394mL であった。
  • ICU 処置期間と入院期間共にサムスリング処置患者に於いても大幅に短縮された。
    ・ICU 処置期間は、サムスリング不処置患者の平均11.8 日に対してサムスリング処置患者は平均6.6 日(56%減)であった。
    ・入院期間は、サムスリング不処置患者の平均19.5 日に対してサムスリング処置患者は平均9.4 日(48%減)であった。

安定型骨盤骨折に於いては

  • サムスリング未処置患者が平均231mL の輸血を要したのに対してサムスリング処置患者の輸血量は平均120mL であった。 すなわちサムスリング不処置患者は処置済み患者に比して殆ど2 倍の輸血量を必要とした。
  • ICU 処置期間と入院期間共にサムスリング処置患者に於いても大幅に短縮された。
    ・ICU 処置期間は、サムスリング不処置患者の平均3.4 日に対してサムスリング処置患者は平均1.7 日(50%減)であった。
    ・・入院期間は、サムスリング不処置患者の平均10.4 日に対してサムスリング処置患者は平均6.8 日(65%減)であった。

このスタディーはサムスリングの装着が安定型/不安定型を問わず有効であったと結論するのみならず、サムスリングは完全非浸襲 で適用が容易でプロヴァイダーに格別のトレーニングを必要とせず、オートストップバックル機能は患者の意識の清明/不清明に拘 わらず安全に対応し、痛みを和らげ安全な移動/搬送に有用であることを実証した。

以上は、Fu C-Y, et al, Pelvic circumferential compression devices benefit patients with pelvic fractures who need transfers, Am J Emerg Med (2013),より抄訳した。

ケーススタディー#2:

ドイツ骨盤損傷レジストリー(German Pelvic Trauma Registry)(期間:2004 年4 月30 日~2012 年1 月19 日)のデータベース 6137 名から、骨盤骨折患者についてサムスリングとシーツラッピングとC-クランプ処置の治療効果が記録された207 名(3.4%) を抽出し比較した。C-クランプが多く用いられ(69%)、続いてシーツラッピング(16%)、サムスリング(15%)であった。年齢の中央 値はサムスリング=26 歳、シーツラッピング=47 歳、C-クランプ=42 歳であった。修正不可能なデータの分析結果が示したもの は、シーツラッピングに比較して、サムスリングは骨盤骨折に直接起因する死亡を減少させる、輸血の適応を減少させる、骨盤整 復後の入院治療日数を短縮させる等であった。

  • 致死的骨盤出血の割合はシーツラッピング処置時が23%と最も高く、サムスリングは4%、C-クランプは8%であった。致死的 骨盤出血が最小であったのはサムスリングであった。
  • サムスリング処置患者の入院治療日数は平均30 日、C-クランプは46 日、シーツラッピングは56 日であった。 
  • 入院後6 時間以内に輸血を要したのはシーツラッピングでは10 例、C-クランプで7 例、サムスリングでは3 例であった。サム スリングは輸血量が最も少なかった。

 

以上は、Pizanis A, et al. Emergency stabilization of the pelvic ring: Clinical comparison between three different techniques. Injury (2013),より抄訳した。


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サムスリングⅡ製品一覧

サムスリング-II
スモールサイズ
(骨盤固定スリング)
サムスリング-II スモールサイズ(骨盤固定スリング)

骨盤骨折あるいは骨盤骨折が疑われる場合に使用する。
3ステップで簡単に装着でき、圧力をかけると、適正張力で自動で停止し適正圧力を維持する。ベルトはマジックテープで素早く固定できる。

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サムスリング-II
スタンダード
(骨盤固定スリング)
サムスリング-II スタンダード(骨盤固定スリング)

骨盤骨折あるいは骨盤骨折が疑われる場合に使用する。
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