やけどの応急処置で大切なことは、やけどの患部を速やかに冷やすことです。
ウォータージェルは、やけどを冷やすための応急手当材で熱傷の応急処置用として開発され認可された、誰でも使える一般医療機器登録品です。
ウォータージェルは、熱傷内部の熱を低下させるようにデザインされた水ベース(96%)の可溶性ジェル創面被覆材です。熱傷を冷却することで痛みを和らげ、熱傷部の乾燥と、外部からの感染を防御するようになっています。制菌成分を含む脱イオン化純水で構成されていて、目にも粘膜にも無害、体内に摂取されても無害です。ジェルは水で簡単に除去できます。やけどの部位だけを体温まで冷やすので低体温症をおこしません。
ウォータージェルは、やけどの応急処置をするための冷却材(熱を除去)です。 ウォータージェルは水ベース(96%)の可溶性ジェルで、やけどを覆うとやけど内部の熱の温度を素早く低下させます。 直ちにやけどの進行を止め、それ以上の悪化を防ぐことができます。 また、冷却することによって痛みを和らげ、熱傷部の体液の乾燥を防ぎ、外部からの感染も防ぎます。
やけどは流水で冷やせといいますが、充分に冷やすには大量の水が必要になります。 水での冷却にはいくつかの注意点があります。 あなたは、やけどを充分に冷やし適度な皮膚温度になったかを的確に判断できますか? 感染症を起こさないために、清潔な水を常に準備できますか? (たとえば、野外でのレジャー) 広範囲のやけどの場合、冷やし過ぎると低体温症を起こすことを知っていますか?
ウォータージェルをやけどに当てるとやけど全体を覆い、やけどの熱エネルギーがジェル全体へ広がります。 さらに、ジェルの中の過剰な熱エネルギーは空中へ放出されます。 ジェルは徐々に体温付近で安定します。やけど周辺の体温を奪うことはありませんので、低体温症を起こしません。 ウォータージェルは滅菌処理されていますので、次の治療まで当てたままで大丈夫です。 ウォータージェルの素早い冷却はやけどの損傷を最小にします。
ウォータージェル冷却
ウォータージェルが熱を吸収
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